口座も開設できたことですし、今からどんな株を買うか目途を付けておこうと思います。
とはいえ、初めての株ですから何から買っていいのか迷うところです。
指標とかなんかいろいろあるけど、どういう風に見たらいいものか…。
ということで、実際に株をやっている人がどのように株価の分析をしているかをみて勉強したいと思います。
さまざまな”How to”を共有(シェア)するサイト「シェアブログ」の「日本株分析」を参考にさせてもらいました。
最新の記事10件から、どのような点に注目して分析しているのか見てみました。
どんな会社か
これは基本ですね。その会社がどんなことをしている会社なのか。
これから投資しようというのに何をしているかわからないのは不安ですからね。
現在の株価と取引単位
現在の株価と取引単位がわかれば、最低いくらくらいでその会社の株を所有することができるかがわかります。
例えば「株価が500円」「取引単位が100株」なら、500円×100株=50,000円となります。
できれば、小額から投資できるところだと嬉しいですね。
PER(株価収益率)
企業の利益と株価から株価がどれだけ割安なのかを判断することができる指標です。
算出方法:PRE=株価÷1株あたりの利益(EPS)
PERの高さは期待の表れだそうです。
計算式から考えると…1株あたりの利益は低いけど、株価が高い…ということになるので、実際の利益よりも市場の期待感が高まっている=期待の表れということがわかります。
あまり高すぎても、実際の利益がついてくるのかどうか何とも言えないというところから、高すぎてもよくない…ということなんでしょうね。
業界によってPERの平均は異なるようですが、15倍以下であればだいたい適正のようです。
10倍を割っているのであればかなりお買い得ということなので、しっかりチェックしたい指標です。
配当利回り
株価に対する年間配当金の割合を示す指標です。
これをメインに考えているので、個人的にはとても重要な指標です。
日本企業の配当利回りの平均は2%ないくらいでしょうか。
時期とか業界によっても違うようですがあまり高くないですね。
アメリカ株だと大型の優良銘柄でも3~4%を超える銘柄が結構あるようですから、やっぱり魅力的ですね。
売上高
企業が商品を売ったり、サービスを提供する等本業で得られた収入です。
やはり株を買うなら今後も業績が伸びる会社に投資したい。そういった点で企業の業績がどのように推移しているかも重要なポイントになります。
過去の実績から売上高が順調に伸びているか、また企業が今後どれだけ稼ぐと予想しているのかもあわてせ見ていくと、実績に対して予想の収益の伸び率が高い企業等、注目の企業を見つけやすくなるようです。
EPS(1株当たりの利益)
一株あたりにどれくらいの利益が出ているかがわかる指標です。
算出方法:EPS=当期純利益÷発行済株式総数
この指標では企業の成長度を見ることができるようです。
例えば、企業が成長するために増資をして発行済株式数が増えたとして、それに利益がしっかりとついてくればEPSは下がることはないでしょう。
EPSがある程度の期間、継続的に右肩上がりであれば、それだけの企業価値があると判断できます。
BPS(1株当たり純資産)
企業が発行している発行済み株式総数に対して、どれだけの純資産があるかを示す指標です。
算出方法:BPS=純資産÷発行済株式総数
この指標では企業の安定性を判断することができるようです。
EPSと同様、企業が成長するために増資をして発行済株式数が増えたとして、それに資産がしっかりとついてくればBPSは下がることはないでしょう。
また、事業拡大のために借りた資金を返済し、負債が減少した場合にも純資産は増加するので、こういった点からも企業の安定性を判断することができます。
BPSが高いということは、1株を支えている資金が大きいということなので、それだけ安心して投資をすることができるということですね。
ROE(株主資本利益率)
企業の収益性や経営効率、つまり資本をどれだけ有効的に利用して、利益につなげているかを判断するための指標です。
算出方法:ROE=1株あたりの当期純利益(EPS)÷1株あたりの純資産(BPS)×100
だいたい10%以上が目安で、15%以上の企業は優良といえるそうです。
過去の実績についても継続的にROEが高く、今後もROEが高い状態が続くと予想できるようであれば、株価が上昇する可能性があるといわれているようです。
逆に過去の実績でROEが継続的に10%を割っているようであれば、少々気を付けた方がいいのかもしれませんね。
流動比率
企業が1年以内に現金化できる資産(流動資産)が、1年以内に返済しなくてはならない負債(流動負債)に対してどれくらいあるかを指標で示したものです。
算出方法:流動比率=流動資産÷流動負債
簡単に言うと、短期的な企業の支払い能力を見る指標で、一般的には200%以上が安全、100%をきるとちょっと危ないそうが、日本の上場企業についてはだいたい120%を少し上回る程度。110%くらいでもまあまあ悪くはないようです。
高ければ良いというものでもないらしく、高すぎる場合は稼働していない資産が多いことになるので買収される危険性が高まるようです。
指標は上記以外にもたくさんありそうでしたが、今回はこのあたりでまとめておきたいと思います。
これだけでも、なんだか少し賢くなった気になりました。
今回まとめた指標をもとにして、少しずつ株価の分析をしていってみたいと思います。
今回の記事は「シェアブログ」の他、以下のサイトを参考にさせていただきました。
企業の本質的な価値の分析から株価が割安かどうかの分析、各指標の読み取り方等わかりやすく紹介されていますので、ぜひ!