妊娠中の肩凝り、どうしてますか?
妊娠中はお腹が大きいため、寝る姿勢も自由には選べません。
今まで頼っていた湿布、特にモーラステープ等は妊娠後期からは禁忌となっています。
今回は実際に私が妊娠中の辛い肩凝りにどうやって対応してきたかについて、つらつらと書いていきたいと思います。
寝るときはブランケット必須!首回りを温める
肩凝りは血流の悪さが原因で引き起こされます。
肩や首回りが冷えれば、その分血流も悪くなってしまいます。
私は妊娠中、寝る時間になると逆流性食道炎のような胸焼けが襲ってきて、身体を起こした状態じゃないと寝ることができませんでした。
そうなると、布団も首や肩までかけられず冷える一方……。
そこで使っていたのがブランケットです。
このブランケットを肩にかける……のではなく、首に巻く!
単純ですが、結構効果ありました。
この方法は妊娠前からやっている方法です。
夏で暑かろうが肩凝りがひどいときは汗をかきながらでも首にブランケットを巻いて寝ていました。
この方法だと首回りが間違いなく冷えないので血流の改善にバッチリです。
できれば大判のブランケットではなく、タオルマフラーのような細長いタイプのブランケットの方が巻きやすくてオススメです。
寝てる間も安心のお灸!「せんねん灸 太陽」
使う際は念のため担当のお医者さんに確認した方が良いかもしれませんが、とてもオススメなのが「せんねん灸 太陽」です!
「せんねん灸 太陽」には未だにお世話になってます。
お灸って何となく使いづらいイメージありませんか?
「火を使うから危ない」とか「すごく熱くて火傷しそう」とか……。
「せんねん灸 太陽」も「灸」というだけあって、お灸であることは間違いありません。
ただ、「せんねん灸 太陽」は火を使いません。
だから、貼ったまま出掛けることもできちゃいます。
更に、火を使わないので首等の髪の毛の近くに貼っても大丈夫!
私は寝るときに首と肩に貼って、そのまま朝までパターンでした。
※肌が弱い方や敏感な方は、かぶれや低温やけどにご注意を……。
使い方はこんな感じ。
皮膚に触れてる部分の平均温度は約40~50度で3時間程持続します。
仕組みはこんな感じ。
イメージとしてはホッカイロをピンポイントでツボに貼る感じ。
これが本当に気持ちいいんです!
じわーっとした温かさが首や肩に伝わる感じ……。
モーラステープ等の湿布のような消炎鎮痛効果があるわけではないので、「次の日にはスッキリ!」とは行かない日もありますが、かなり効果がありました。
私は「すごく肩が凝った日に貼る」というよりは、「このままだと確実に肩凝りがヤバい」というときに予防として貼る感じで使ってました。
火を使わないお灸にはもう一つ、「せんねん灸 世界」というものがあります。
こちらはまるい形の「せんねん灸 太陽」とは違って、四角い形をしています。
見た目は完全にホッカイロ。
この「せんねん灸 世界」のオススメの貼り方はずばり、腰ですね!
「せんねん灸 世界」は「せんねん灸 太陽」と違ってある程度面積があるので、腰の凝りが気になる部分に貼るのがオススメです。
使い方はこんな感じ。
この「せんねん灸 世界」も平均温度は約40~50度。
サイズはMとLの2種類あります。
持続時間は「せんねん灸 太陽」よりも長く、Mサイズが4時間程、Lサイズが8時間程です。
8時間って……一晩中、温かいじゃん……!
妊娠中はモーラステープのような湿布は貼れないので、血流改善のために温めるという意味では非常にオススメです!
![]() せんねん灸 太陽 火を使わないお灸 30コ入 |
![]() せんねん灸 世界 火を使わないお灸 Mサイズ 24枚入 |
ラジオ体操で身体を動かす
妊娠中はなかなか身体を動かすのが難しいですよね。
バランスはとりにくいし、間違って転んだりしたら大変です。
そこでオススメなのが、ラジオ体操(座位)!
妊娠中は運動不足になりがちで、これも肩凝りの原因の一つです。
ラジオ体操には立った状態で行う立位と座った状態で行う座位の2パターンがあります。
座った状態で行う座位でのラジオ体操なら、バランスも崩さないし妊娠中でも安心して行えます。
※お腹に負担がかかりそうな運動は省きましょう。
私は妊娠前、ラジオ体操を毎日やっていたことがあるんですが、その頃は肩凝り知らずの健康ボディでした。
いろいろと忙しくなってやめてしまってからは、万年肩凝りに逆戻りでしたが……。
ラジオ体操って、結構良い運動になるんですよね。
慣れないうちはなかなかハードで、終わる頃にはクタクタだった覚えがあります。
妊娠中は運動不足になるため、座位でのラジオ体操を行っていました。
お腹に負担がかかりそうな部分はスルーして、自分のできるペースでのんびりと。
身体を動かすのでストレス解消にもなるし、身体もポカポカして肩凝りにも効果的です!
ちなみに、かんぽ生命のサイトでみんなの体操の図解を見ることができます。
8種類の運動が、詳細説明と合わせて下のような図と一緒に掲載されています。
気になる方はぜひ!
⇒<図解>みんなの体操(座位)−かんぽ生命
とにかく血流を良くすることが大事
肩凝りには一にも二にもこれですね。
・首や肩回りを温める
・肩回りをよく動かす
血流が滞り、血の流れが悪くなると、肩凝りに一直線です。
妊娠中はただでさえ身体に不調が出やすいのに、更に肩凝りが加わってはろくに睡眠もとれません。
肩凝りはなる前に予防する。
肩凝りになったら、とにかく温める!
今回紹介した方法は、私が実際に妊娠中に行っていた方法です。
個人差はあるとは思いますが、「これいいかも!」と気になるものがあれば、是非試してみてください!