
Canvaではアイキャッチやバナーなど、いろんなグラフィックデザインを無料で作成することができます。
作成する際にカギとなってくるのが「どうやってほしい画像を見つけるか」です。
検索機能を使うことで簡単に画像を探すことができますが、検索機能には「キーワードがわからないと見つけられない」という欠点もあります。
今回は、検索機能を使わずにCanvaで同じテイストの画像を見つける方法についてまとめました。
キーワードがわからない画像は画像検索では見つけにくい
画像を探すときって、ほとんどの場合はキーワードがわかっていることの方が多いです。
「料理教室のチラシを作りたいから『食材』の画像が欲しい」
「猫に関する記事を書いたから『猫』の画像が欲しい」
などなど…はじめからキーワードがわかっている場合や探したい画像がはっきりしている場合は検索機能がとても役に立ちます。
では、『同じテイストの画像』はどうでしょう。
まずは例として...これは同じテイストの画像を使って作成したアイキャッチです。
このアイキャッチは赤ちゃんについての記事を書いたときに作成したものです。
哺乳瓶やアヒルさんなどの青い手書きのようなイラストを並べて作成しました。
これを検索機能で見つけようとすると以下のようになります。
1.思いつくキーワードで検索
赤ちゃんに関する物なので「キーワード:赤ちゃん」で検索します。
すると、2つ出てきました。
2.ひたすらスクロールする(又は、1を繰り返す)
あとはこのシリーズの画像がないか、黙々とスクロールしてそれらしいものを探します。
実際にはじめは上で出てきた2つ以外を探そうとしばらくスクロールしたり、「くつした」とかありそうなキーワードで当てずっぽうで検索したりしましたが、途中で力尽きました。
・・・
もちろんこの方法でも同じテイストの画像を見つけることはできます。
ですが、以下のような欠点があります。
- 終わりがない(同じテイストの画像がいくつあるかわからない)
- キーワードは勘に頼るしかない
検索機能だけでは、同じテイストの画像がいくつあるかがわからないので、終わりがありません。自分の気が済むまで延々と探すことになります。
また、「同じテイストの画像」という情報しかないので、キーワード検索するにしても勘に頼るしかありません。
探したい画像が「同じテイストの画像」のようにキーワードがはっきりしていない場合、検索機能では思ったように画像を見つけるのは少々手間のかかる作業になってしまします。
ポートフォリオを活用しよう
Canvaでは画像の寄稿者のポートフォリオを確認することができます。
ポートフォリオでは寄稿者が投稿した画像などが管理されているので、同じテイストの画像を探す時や、気に入った寄稿者の画像がある場合に活用するととても便利です。
ポートフォリオの確認方法
1.画像のインフォメーションを確認する
画像にカーソルを合わせると表示される左下の『i』をクリックします。
画像の下に画像の情報が表示されるので、『詳細』のIDをクリックします。
2.IDから詳細を確認する
IDをクリックすると画像の詳細情報が表示されます。
この詳細情報では画像の送信日、価格、キーワードなどを確認することができます。
3.寄稿者のポートフォリオを確認する
画像の詳細画面で寄稿者のアカウントをクリックします。
寄稿者のポートフォリオを確認することができます。
ポートフォリオの画像を使う方法
実際に画像を使う場合は、気に入った画像の情報を編集画面で検索して表示させて使います。
1.気に入った画像の詳細画面を開く
気に入った画像をクリックし、画像の詳細画面を開きます。
2.画像の「タイトル」もしくは「説明」をコピーする
検索に使用する情報として、画像の「タイトル」もしくは「説明」をコピーします。
3.編集画面で検索する
編集画面の検索ボックスにコピーした「タイトル」もしくは「説明」を貼り付けて検索します。
あとは検索結果に出てきた画像をクリックして使用するだけです。
ポートフォリオからであれば、寄稿者が登録した画像が確認できるので、検索機能を使って闇雲に探すよりも、同じテイストの画像が探しやすくなります。
まとめ
Canvaはグラフィックデザインが簡単に無料で作れるので、非常に便利なツールです。
一方で登録されている画像の数も膨大なため、検索が苦手な人は自分の好みの画像を探すのに少し手間取ることもあるかもしれません。
ポートフォリオでは寄稿者の登録した画像をまとめて見ることができます。
登録数によってはこちらで探すのもなかなか大変な作業になってしまいますが、検索キーワードがはっきりしていないような場合はポートフォリオを参照すると便利です。
ポートフォリオでは、自分の検索ではなかなか見つけられないような画像を見つけられたりもするので、ぜひ活用してみてください。
また、Canvaの操作方法やテクニックについて、公式から本が発売されています。
Canvaをもっとゴリゴリ使いたいという方人は、こちらをどうぞ。